遺伝子療法

遺伝子療法とは?

がん治療における遺伝子治療とは、治療に有効ながん遺伝子を外部から体内に送達し、病的な状態の改善をめざす治療法です。

がん遺伝子治療

がん遺伝子治療

遺伝子治療の種類

■血管新生阻害剤
がん組織が大きくなるためには、がん細胞に栄養を送るための血管を新たに作る必要がり、それががんによる血管新生です。細胞死することなくどんどん増殖するがん細胞は、血管を新生しないと栄養不足に陥るためがん細胞増殖と血管新生が平行して行われます。その特性を活かして、がん細胞による血管新生を止めることで兵糧攻めにし、がん細胞を消滅させる方法です。

■自殺遺伝子療法
人体には存在しないある遺伝子をがん細胞に直接導入し、これにプロドラッグ(体内で代謝されて強い毒性を生じる薬剤)を投与します。すると、遺伝子のつくり出す酵素によって毒性をもったプロドラッグが、がん細胞を死滅させる方法です。

■CDC6shRNA療法
この治療法は、がん細胞に特異的に発生している特殊なタンパク質CDC6を遺伝子的操作で消去し、がん細胞を正常細胞に戻す治療法です。CDC6shRNA療法は、これまでのがんを敵ととらえて攻撃することを目指した今までの治療とは異なります。がん細胞は正常細胞がエラーを起こした状態であり、そのエラーを正して元の正常な細胞に戻すことを目指した本質的ながん治療です。

CDC6shRNA療法についての詳細は、「末期がん治療(ICT:板橋キャンサーテラピー)」をご覧ください。